行政庁への手続きに必要な書類を作成する国家資格です。非常に人気のある国家資格であり、司法書士や弁護士を目指す人の登竜門的な資格だと言えます。
合格率は6〜10%ぐらいを前後しており、人気の高まりとともに受験者数が大きく増えていますので、そういう意味では簡単には合格できない試験だと言えます。
勉強するのは民法、行政法がメインですので、司法書士と重複する試験範囲もあります。
結婚した主婦が行政書士を目指す事もある様です。子供が生まれると、家を空ける事ができない事も多くなりますが、子育てなど何かと収入が必要になる事も多い様です。でも、正社員として長時間仕事をするのが難しい事もあります。
そこで、行政書士を目指して、空いた時間を利用して会社で仕事をしたり、または自宅で開業したりする人もいる様ですね。
資格を持っていると仕事を見つける際に有利に働く事もあるでしょう。特に法律家の資格というのは難しいため、資格があるというだけでもかなり仕事の幅が広がりそうですね。子供を大学に行かせたい場合など、かなりの費用が必要になる時にも対応できそうですね。
法律が関わる問題であれば万能に扱う事ができる弁護士は、時には行政書士の仕事も行う事もあります。
そうなれば、行政書士は必要ないのか、と思う事もあるかもしれませんが、そんな事はありません。彼らは多いに社会から必要とされています。
国民の立場に立って考えて見ると、弁護士というのは、敷居が高いと思われている事も多く、ちょっとした事などであれば逆に頼みにくいと感じてしまう事もある様です。
更に弁護士に相談した方が相談費用は比較的高額な場合もある様です。
他にも税理士や司法書士など法律相談を仕事にしている職業はたくさんあり、同じ仕事を行う事もありますが、それぞれの役割が異なります。